【活動blog】京都仁和寺の御室桜2024
LEAM Japanは、観光関連の事業で全国の観光スポットでの観光プランニングなどを手掛けています。
本日は、弊社在籍の写真家 青山良が、早朝の仁和寺にを訪れ、御室桜の撮影する為、お邪魔させていただきました。
御室桜(名勝)
「わたしゃお多福 お室の桜 花が低ても人が好く」と、俗謡に唄われるように、樹高の低い御室桜は古くから人々に親しまれてきた。中門をくぐるとすぐ左側に二百株あまりが植えられています。
御室桜の起源は、遠く平安時代にまでさかのぽることができるそうですが、現在のものは、 江戸初期の仁和寺再興時以後のものだそうです。
御室桜が世に知られるようになったのは、何といっても樹高が低く、せいぜい三メートル程度にしかならないことと、京都でも一番の遅咲で4月20日前後が開花期であったことから、知られるようになったそうです。しかし、今年は、少し早いのでしょうか?
樹高が低いのは、桜の品種によるものではなく、土壊の性質によるといわれているそうです。このあたり一帯に粘土質の層を敷き詰めており、水分を多く含むため、根が十分に発達しない。
いわば「鉢のない鉢植」のようにして育てられているので、樹高があまりのびないようです。
また御室桜の開花期が遅いのは、この桜がいずれも人工改良の進んだ「里桜」ということからのようです。
「御室桜」とは、品種を示す用語ではなく御室にある桜という意味であって、ここに植えられている何種類もの桜の総称です。。御室桜のほぼ八割は「有明」という品種であり、ほとんどが上品な単弁の白花であるところに特徴がああります。
御室桜は、その姿が他に類例を見ないところから、植物としては例の少ない名勝の指定を受けています。
近年、桜の開花タイミングなど、一番いい時期を予測しながら、お花見を楽しむのは、難しくなってきていますが、
より、ベストなタイミングで、皆様に情報発信できるよう、ブログでのご紹介も増やしていこうと思います。
京都の仁和寺は、日本の四季を美しく楽しむことが出来る寺院でもあります。旅をしながら写真を撮ることが好きな若い世代の方にも是非訪れて頂きたい!写真家がお勧めする場所です。歴史的にも価値ある建築や歴史にも触れ、少しでも多くの方々が、この季節の美しい風景を楽しむために訪れて頂きたいなと思います。
そして、国宝や重要文化財を後世へ、維持し残していく事が、どれだけ価値があり、大変な事か?現代の課題にも目を向けて頂き、日本の文化や歴史を守っていく取り組みにも興味を持っていただければと思っています。
観光で訪れる皆様も、その場所のルールを守って楽しんで頂きたいなと思います。
定期的に、観光事業で訪れているスポットの情報も、ブログでご紹介していこうと思っています。