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2022.08.13

全国高校生地方鉄道交流会 in 岬町 を終えて

8月5日から7日の3日間にわたり、南海電鉄多奈川沿線の岬町で開催された「第11回 全国高校生地方鉄道交流会」へ、協力企業として私水野とクリエイティブディレクターMarikoとで参加してまいりました。


このイベントは、「企画部門」と「写真部門」があり、利用客の減少課題を持つ地方鉄道沿線を利用し、集客と活性化のアイデアを、若い発想で企画提案するという趣旨のものです。

事前のキックオフミーティングで初めて岬町に伺った際には、岬町の松岡副町長様の岬町愛溢れるご案内をいただき我々も岬町のファンになりました。



交流会初日には、南海電鉄様の千代田工場を皆さんと一緒に見学させて頂き、安全な運行の裏に、たくさんの職人さんの努力が結集されているということを生徒さん達と一緒に拝見することができ、とても貴重な時間になりました。 



見学後には参加された学生の皆様に少しの時間でしたが、「美しい画像の作り方」というテーマで講演をさせて頂きました。前日に岬町入りし講演のための作例を撮影したものを少し紹介させていただきましたが、後ほど他の運営の方々に聞くと、学生さん達は食い入るように話を聞いていたようで翌日の撮影に向け色々と参考にしていただけたようでした。



二日目は、写真撮影と企画案の実証フィールドワークの日。私たちは希望をいただいた生徒さんに同行し直接レクチャーをさせていただいたのですが、鉄道をこよなく愛する彼らの目線は興味深く、少し遠慮しながらも撮りたいものを伝えてくれたり、それに対して一緒に構図を考えたり、アイデアを出したりと、短い時間でしたが共有した時間を過ごしました。

夜には、写真部門にエントリーされた作品が続々運営の方へ届き、私も審査員として作品を拝見いたしました。
前日の講演で話したことを早速実践してくれた作品もいくつか見受けられ、非常に素直な子供達だなぁと嬉しく思いました。そんな中で抜きん出て素晴らしい構図と主題を捉えた一枚を「LEAM Japan 社長賞」として選出させていただきました。

最終日には、オンライン参加校を含め全校の「企画部門」のプレゼンテーションが行われ、私も急遽審査員として拝聴させていただきました。想像以上に細かく現状分析された課題の確認と、それをクリアするための若い目線でのユニークな現存資源の活用法や、工夫された地域創生の方法、それらを実現するための資金調達の手段まで、おおよそ学生の提案とは思えないほど説得力のある、またワクワクするような提案に驚愕をしました。
鉄道をテーマにした交流会でありながら、地域創生というしっかりとした枠組みでの企画提案がなされており、私の隣で審査をされていた松岡副町長も終始前のめりでプレゼンテーションに聞き入っておられました。

表彰式では、私もプレゼンテーターとして「LEAM Japan 社長賞」の発表と授与の大役を仰せつかりましたが、私が選出しました作品がなんと、前日にレクチャーさせていただいた高校の生徒さんであったことは、驚きと共にとても嬉しく感動いたしました。彼らにとっても思い出に残る3日間になったことと思いますが、私たちにとっても忘れられない交流会となりました。

参加されましたすべての学生と引率の先生方、そして岬町と南海電鉄の皆様始め、運営に関わられた多くの皆様、ありがとうございました。また、連日暑い中での開催、大変お疲れさまでした。

最後に、このイベントへLEAM Japanを繋げていただいた、ダゼロ株式会社の山本社長に心から感謝を申し上げます。

LEAM Japan

 水野


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